圧倒的な何か

に敢えて抗いたくなるのは人間の性とでも言うのだろうか
それが強大であればあるほど
絶対に敵わない相手であればあるほど
どんどん対抗心が湧いてくる
無論、何が変わるわけでもない
圧倒的な力量の差を目の当たりにしてなおも向かっていくのは
己が信念のなせる業か、はたまた無知なる故か


ただ、自分より上の存在を認めるたびに確信する
私はまだまだ上にゆける
そこから先は自分次第
まだ立ち止まるつもりは……ない